JP01 vol.16 2017年秋号 <北海道の農業>

JP01 vol.16 表紙

北海道の農業は、でかい。

耕地面積は約115万ヘクタール。全国耕地面積の4分の1の広さで、農業産出額も13%を占める。

一農業経営体あたりの経営耕地面積は平均27.1ヘクタールで、都府県の13.6倍。農業者のうち、主業農家の割合は74%と、こちらも都府県の3.5倍にもなる。このように、北海道では大規模で専業的な農業経営が行われているということが分かる。

耳にしたことがある方も多いと思うが、北海道の食料自給率は全国一の208%。(※1)

小麦や大豆、ばいれいしょ(ジャガイモ)、そば、タマネギ、アスパラ・・・日本一の生産量を誇る農畜産物も数多ある、まぎれもない、農業大国である。

今号では、そんな北海道の農業を特集する。主要産業である農業を興し、継続し、発展させるために、たくさんの人がそれぞれに力を尽くしている。

北海道が元気にいるためには、農業が元気であることが必要なのだから。

※1 / 平成26年度・カロリーベース
(注釈)文章内の数値は、北海道農政部「北海道農業・農村の現状と課題」(平成29年6月)をもとに記載

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