日本で唯一流氷がくるオホーツク海に面した「流氷の町」紋別市で、第58回「もんべつ流氷まつり」が開催!

第57回「もんべつ流氷まつり」のようす(写真提供:紋別観光振興公社)

1963(昭和38)年から始まり、今年で58回目を迎える「もんべつ流氷まつり」
今は「流氷の町」という表現が定着した紋別市ですが、かつては海が閉ざされるため、地域住民は流氷の到来を歓迎していなかったそうです。
そんな厄介者を地域活性化に結びつけるべく考案されたのが「流氷まつり」です。

もんべつ流氷まつりのメイン氷像、「大氷像」(写真は第57回のメイン氷像、「熊本城」)(写真提供:紋別観光振興公社)

流氷まつりは天然氷で作った氷像がメインとなるイベントです。日中は太陽の下で透明感あふれる姿が、夜はライトの光に反射され七色に輝く美しく姿が。多くの参加者の努力がこもった数々の氷像を目の当たりにすると、その壮観に思わず声を上げてしまうかもしれません。

特に、毎年テーマを変えて作られる「大氷像」の公開は流氷まつりの目玉イベントです!今年は火災で大きな被害を受けた沖縄の「首里城」復興応援の願いを込めた大氷像が公開される予定です。

ライトアップされた夜の大氷像(写真提供:紋別観光振興公社)

その他にも、今年5回を迎えたビッグイベント「オホーツク流氷曳き人間ばん馬」から、歌謡ショー、氷柱ガマン抱きつき大会など、楽しいイベントがたくさん!また、大人も楽しめる「スノーサーフィン」や子どもが大好きな「滑り台」もあるので、家族旅行にもピッタリです。

小腹が空いたら、地元紋別の特産品の味覚市コーナーでカニやホタテなどの海産物を楽しむこともできます。

流氷を砕きながら進むガリンコ号Ⅱ(写真提供:紋別観光振興公社)

紋別の流氷を語るときに欠かせないのが、砕氷船「ガリンコ号Ⅱ」です。大きなドリルで流氷を砕きながら突き進むガリンコ号Ⅱに乗ると、砕かれた流氷が船体横から浮き上がってくる迫力満点のクルーズを楽しむことができます。砕けた流氷と海水が織り成す神秘的な色彩は、実際に乗った人だけが目にすることができる特別な光景です。

普通の冬のまつりはもう飽きた!とお思いでしたら、「もんべつ流氷まつり」に参加してみるのはいかがでしょうか。

もっと詳しい情報・お問い合わせはこちらからご確認ください!

第58回「もんべつ流氷まつり」

開催期間:2月8日(土)10時(開会式)~ 11日(火・祝)16時(閉会式は15時から)
場 所:紋別海洋交流館(ガリンコステーション)横駐車場(紋別市海洋公園1)
時 間:味覚市(屋台)は10~16時営業、氷像のライトアップは22時まで。
問い合わせ:紋別観光振興公社 TEL.0158-24-3900
HP:http://mombetsu.net/%e8%a6%b3%e5%85%89%e6%a1%88%e5%86%85%e6%89%80/drift-ice-fes