札幌の保育園運営会社が長沼町で農業に参入。農福連携を目指しクラウドファウンディングもスタート。

▲プロジェクトリーダー・農場長の山田拓也さん

札幌で、ふしみの森めぐみ保育園、ちゅうわ南郷保育園、ちゅうわ発寒保育園、ちゅうわ清田保育園、ちゅうわ南保育園と、5つの保育園を運営する中和興産株式会社は、グループ会社である就労支援事業所と協業し、農業と福祉を連携させた「農福連携事業(障がい者の雇用先の増加、人手不足解消のための労力提供、社会問題の改善など)」を目指して、2021年度より長沼町で農業に参入。2022年度からは、このプロジェクトの支援者を集めようと「クラウドファンディング」を開始しました。

支援は、5,000円から可能。5,000円の支援に対するリターンは、畑で採れたトマト、ミニトマト、ブロッコリー、とうもろこし、玉ねぎなど、収穫後の新鮮野菜5~7種類ほどの詰め合わせセットのお届けです。

このプロジェクトリーダーは、中和興産株式会社 農業事業部 農場長の山田拓也さん。

農場長、といっても農業経験はゼロから始めて1年経ったばかり。農業に憧れ脱サラして、チャンスをつかんだものの、初めてだらけ、手探りだらけの日々だったそう。「もう必死に必死に、農業についての知識と技術を頭と体に叩き込み、近隣の農家さんとコミュニケーションを図って、色々なことを教えてもらいました。」と振り返ります。

その大変さと仕事の喜びの日々の様子は、Instagramの「chuwa.farm」に写真とコメントで残しています。
気になる方は、https://www.instagram.com/chuwa.farm/ をチェック!

▲グループ会社である就労支援事業所の職員さんと利用者さんの畑作業とランチバーベキュー

さて、5,000円の支援では野菜詰め合わせが送られるこのプロジェクトですが、支援が25万円だと、リターンは、農業体験・採れたて野菜BBQ・テントサウナなど、長沼町で北海道の自然や農業を感じるプランになります。

また、50万円・100万円の支援になると、リターンは、就農支援サポートプランという本格的なものに。

農業をやってみたい、と思っていても、その一歩を踏み出す勇気がない方に、ゼロから手探りで学んだセンパイ・山田さんご本人や、山田さんをサポートした皆さんが就農希望者をしっかりとサポートします。

▲採れたて野菜でBBQ

「ちょっと夢みたいでデッカイ話ですが」と切り出す山田さん。

「農業人口が 2000 年段階と比較して半分以下まで激減しています。一人でも多く農業に興味を持つ方が増えるなら、現在この日本や北海道が抱えている社会問題の一部、農業従事者の減少や担い手不足とか、食料自給率低下、食品ロス、耕作放棄地の増加、というような問題に対し、わずかでも解決へと繋がっていくんじゃないか。このプロジェクトがそういう入口のひとつになったらいいな、と思っています。」

<本気で農業に取り組む若手農業男子を応援してほしい!> そう名付けられたこのプロジェクトは、只今クラウドファウンディングによる支援を受付中。詳しくは、下記クラウドファウンディングをご覧ください。

【お問い合わせ先】

中和興産株式会社 農業事業部 山田 拓也
●住所 〒064-0915札幌市中央区南15条西16丁目1-68
●電話 011-522-9503/FAX 011-522-9504
●メールアドレス chuwakosan.yamada★gmail.com
(★には、@を入れてください)
●クラウドファンディング URL
https://camp-fire.jp/projects/view/570066