Petit JP01 2023年2月 <奈井江町>
※こちらは、バックナンバー取り寄せの対象外です
広大な空知管内の真ん中に位置する奈井江町。明治3(1870)年に開拓の偉人の一人、伊達邦直がこの地を訪れて以来開拓が進み、上川仮道路(国道12号)や駅逓など交通が整っていく。明治23年、滝川村から分離し、現在につながる母村「奈江村」が誕生。明治28年には奈井江炭坑が発見され、隆盛の源となる。
奈江村は砂川町に改称されるが、昭和の炭鉱景気も後押しし、昭和19(1944)年には「奈井江村」として分村。昭和25年に町制施行され、現在の奈井江町の形が完成した。炭鉱は昭和47年に閉山するが、奈井江は開拓以来、農業が基幹産業だ。その伝統は今もまちの誇りであり、味の良さで知られる米など質の高い農産物を作り続けている。
地形や水、交通至便をメリットとした企業誘致も盛ん。
今後、この人口5千人のまちから何が発信されるのか。期待しかない。