夏休みも終盤!夜更かしのお供に「30DAYS」 8月22日(金)夜から一挙放送!

番組ディレクターが縁もゆかりもない土地に30日間、滞在する番組「30DAYS」。
ほぼ一か月、“行ったきり”。地域に住む人々と出会い、触れ合い、魅力を知っていく。30日間滞在して、番組ディレクターが感じたこと、思ったこととは…新たな出会いが紡ぐドキュメンタリーです。
夏休みも終盤を迎える8月22日(金)夜からは「今夜はとことん30DAYS」と題し、ドキュメンタリー「30DAYS」を一挙放送!「三笠編」は特別編を放送!三笠編に続いて、「稚内編」・「留萌編」・「芽室編」・「上ノ国編」・「阿寒湖編」・「様似編」、計6エピソードをアンコール放送します。
個性豊かな70人のパーソナリティーが番組を作るラジオ局、新しいことを始めようとする人がいれば応援団が現れるステキな町、町の存続のため郷土愛が芽生えた高校生たち…それぞれの30日間を放送。放送後はNHKプラスで2週間見逃し配信予定です。
【番組HP】 https://www.nhk.or.jp/hokkaido/info/articles/310/014/58/
8月22日(金)放送 特別編 「三笠 時は流れて人は変われど」

【放送日時】 8月22日(金)夜11:45~翌0:30
※放送後はNHKプラスで2週間見逃し配信あり 【ナレーション】小日向文世さん(三笠市出身)
【放送内容】三笠の人気スポット「高校生レストラン」。三笠高校卒業生・小日向文世さんと誕生秘話を取材すると…まちの人々と高校生との心温まる物語を見つけた。炭都として栄えた三笠市。三笠高校はまちの活気の源だった。採炭を学ぶ学校として始まり、炭鉱労働者たちが仕事の合間に野球を楽しむようになると、野球部は甲子園に初出場。まちを歓喜に包んだ。しかし炭鉱の衰退と共に、三笠高校は廃校の危機に。そんな中、高校存続に向け地元有志たちは、レストランも併設した調理特化型の高校としての再出発に挑戦。すると各地から若者が集まるようになり、奇跡の復活劇が始まっていった。
※2024年12月20日放送分を追取材・再編集した特別編としてお送りします。 高校生レストランが誕生するまでの当時の市民たちの奮闘記や、この春に最後の授業と卒業式を迎えた3年生たちの感動ドキュメントを追取材。新たな45分の物語を、小日向さんとともにお届けします。
8月23日(土)放送 30DAYS 一挙アンコール放送

「稚内 オルタナティブ シティ」(滞在ディレクター: 小山菜生)
かつて数多くのロシア人たちが町を行き交っていた稚内。国際情勢の変化でいまその面影はない。コロナもあって活気が失われつつある中、地元では新たな動きが起きていた。Uターンした若者が始めた「お寺でドラム教室」はアメリカ人で大賑わい。地元飲食店が参加する「はしご酒ツアー」も大盛況。そして入港したロシア船へ乗り込んでの取材も成功。戦争・分断といった歴史を受け止めつつ、新たな一歩を踏み出す稚内のいまを感じる30日。(初回放送日:2025年1日31日)

「留萌 ラジオ局のある町で」(滞在ディレクター: 鈴木彰悟)
70人ほどの個性豊かなパーソナリティーが番組を作る、エフエムもえる。まず出会ったのは、おっちょこちょいな演歌歌手。自分の歌をオンエアするつもりが間違って歌の入っていないカラオケを流してしまう。失敗談も含めてリスナーに愛されている。果樹園を営むパーソナリティーは夜遅くに超ハイテンション。全世界のリスナーに向けて叫ぶが、その奥には離れて暮らす息子への愛情があった。底抜けに明るく、ちょっぴり切ない25分。(初回放送日:2025年2日14日)

「芽室は今日も十勝晴れ」(滞在ディレクター: 池田佳恋)
福岡出身のディレクターが、冬の北海道で十勝晴れを求めて芽室町に一か月滞在。観測史上最大の大雪…でも町民たちはできることを持ち寄って乗り切り、とても楽しそう。そんな元気の理由は、何でも自分たちでやってしまう“芽室マインド”。いまからおよそ40年前、まちの図書館をみんなの居場所へつくり上げたことをきっかけに、住民パワーに火が付いた!やがて芽室は、何かを始めようとする人がいれば応援隊が自然に現れるステキな町に。そんな雰囲気に引き寄せられ、町外からも独自の“才能”を持つ人々が来るようになった。等身大で、楽しく豊かに。芽室町のディープな魅力を感じる30日。(初回放送日:2025年3日14日)

「“いまどき”の高校生たち 上ノ国編」(滞在ディレクター: 荻野智也)
高校生たちはディレクターを大歓迎!お気に入りのカフェやプライベートビーチへ案内してくれた。みんなこの町が大好きだという。その理由の一つが地元の祭り。なんと高校生たちが担い手となっている。町を離れる人が相次ぐ中、存続のため上ノ国高校生の力を頼ったところ熱き郷土愛が芽生えたのだという。卒業後は町外に就職・進学する生徒が大半。でもみんな思いを共にいつかの再会を誓う。上ノ国高校ならではの青春物語がそこに。(初回放送日:2025年4日13日)

「阿寒湖 森とアイヌの150年」(滞在ディレクター: 笹峻平)
明治時代この地を所有したのが前田正名。その目的は開発だったが、正名は美しい景観に圧倒され自然を残すと決断。地域資源を生かしてこそ将来の発展はあると考えた。その跡を継いだ光子は、生活困窮に追い込まれた道内各地のアイヌの人々と1959年に阿寒湖アイヌコタンを開く。こうしてこの地を新たな“故郷”とした人々は、伝統といまとを融合させた独自の阿寒湖アイヌ文化を生み、コタン2世たちは新たな創造を続けている。 (初回放送日:2025年5日9日)

「様似町 アポイのふもとに花咲いて」(滞在ディレクター: 大谷佳奈)
大部分が廃線となった日高本線の旧様似駅では、地元食材が盛りだくさんの駅弁を発見!逆境下、エリアのいいものをリプロデュースし町をみんなで盛り上げている。そのムーブはアポイ岳の自然を守る取り組みでも!温暖化などで貴重な固有植物が減り始める中、山のふもとで高山植物を育てる取り組みが始まっていた。さらにこの地の恵みを受けて暮らしてきた様似アイヌの人々との出会いの中では、独自の文化を次世代につなぐ物語も。(初回放送日:2025年6日27日)