JP01 vol.13 2016年秋号 <胆振>

「修学旅行は洞爺湖だった」「俺も」「私も!」両親の新婚旅行は登別」「おばあちゃんが室蘭にいます」札幌近郊に居を構えるゼロワン編集部から、そんな声が上がった。
そうそう、「伊達に住んでいたころは、お買い物といえば室蘭でした」「自分はむかわ町出身だから、苫小牧だった」という編集部員もいた。

道民にとって、胆振という地域は人生の思い出にふと存在する場所なのかもしれない。

そんな胆振には、世界に開けた国際物流港である苫小牧を中心とした東胆振、製鉄業が発展した室蘭のある西胆振。
また世界中から注目される活火山・有珠山や昭和新山、アイヌ文化と共存を図る白老など、実に多様な文化をが根付いている。

JP01、北海道周遊2巡目。
その口火は、噴火湾をぐるっと囲む胆振から。

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