JP01 vol.5 2014年秋号 <上川>

上川は広い。
南北の長さは224.4km、総面積はやく620㎢。
新潟県よりも広いエリアに、焼く2万人が暮らしている。
四方を山に囲まれ、「北海道の屋根」と呼ばれる大雪山国立公園を有する地域だ。

年間の気温差が50度以上にもなる寒暖の差と、山々から湧き出ずる清冽な水が肥沃な農地をもたらし、豊かな森林資源は開拓者たちの生活の糧となった。

さらに花観光やロケ地めぐり、川下りや登山、スキーなどを楽しむ人も数多くいる。
上川には人々を惹きつけてやまない、多彩な魅力があふれているのだ。

現在、上川は次のステージへ踏み出している。
森林の活用、エゾジカとの共存、新しい農のカタチ、自然と人との紡ぎ出した上川地域の姿に迫った。

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