【ゼロワンスタッフのご当地グルメレポ】蛇口から出汁を注ぐ、鹿部町の「しかべ焼き」を実食!

北海道を駆け巡っているゼロワンスタッフが、各地のオイシイモノを食レポします。今回いただいてきたのは、鹿部町の「しかべ焼き」!

しかべ間歇泉の発見から100年を迎えた今年、道の駅しかべ間歇泉公園内にオープンした「湯けむり処 しかべ焼き」で提供している明石焼き風のグルメです。

鹿部の海の恵みを詰め込んだ新ご当地グルメ!

「湯けむり処 しかべ焼き」に行くには、間欠泉がある有料エリアへの入場料が必要です。

間欠泉があるエリアの奥にあるこちらが「湯けむり処 しかべ焼き」。向かって右側の建物で購入して、左側のイートインスペースで食べることができます。というわけで早速購入しに行きます。

行ったときは丁度新しく焼くところでした。独自配合の生地(詳細は秘密!)をプレートに流し込んで…

鹿部特産の噴火湾湾口ほたてや水だこを入れていきます。

生地がかたまってきたら箸でひっくり返します。作り方はたこ焼きと同じですが、たこ焼きより生地がふわふわで柔らかいため、なんだかとっても難しそう。にも関わらずスピーディーにくるくるキレイなカタチに。あまりの速さに写真もブレます(お許しを)。聞いたところによるとかなり練習を重ねたそう。納得の匠の技です。

焼きあがったものを器に入れてもらって隣のイートインスペースに移動します。一皿に入っているのは噴火湾湾口ほたて4個・水だこ3個の計7個で650円でした。

イートインスペースのテーマは「しかべ焼きという海の恵みと、しかべ間歇泉という温泉の恵み。ふたつの鹿部の恵みを楽しんでいただきたい」ということもあり、銭湯絵をイメージした秀峰・駒ケ岳が描かれた絵が飾られていたり、風呂桶に箸が入っていたり、随所に温泉を感じる仕掛けがされています。

「しかべ焼き」は鹿部が誇る白口浜真昆布からとった出汁をかけて完成します。蛇口から出てくるこの出汁、なんと注ぎ放題。そのまま飲んでももちろんおいしいので、出汁好きにはたまりません。

今回はひたひたになるまでたっぷり注がせていただきました。

そしていよいよ実食。想像以上にふんわりとした生地に包まれた大きな噴火湾湾口ほたてと水だこは、熱々の白口浜真昆布だし汁と相性抜群。優しい味わいでこれはおいしい!出汁をかけたことによって生地が徐々にふわふわからトロトロに変わっていくのも最高です。撮影のために持ち上げるのも一苦労なほどの柔らかさ。写真もブレます(すみません)。

今回は試さなかったのですが、別売りで「たらこバター」「明太子バター」「青のりバター」のトッピングもあるので、味変を楽しむのもオススメです。

「しかべ焼き」はテイクアウトも可能。エリア内の間欠泉を見ながら食べたり、足湯に浸りながら食べたり。楽しみ方はたくさんありそうです。

鹿部の海の恵みを詰め込んだ「しかべ焼き」。鹿部町に行ったら必ず食べたいマストグルメに決定です!

道の駅しかべ間歇泉公園

■住所:鹿部町字鹿部18-1
■TEL:01372-7-5655
■営業時間:3/20~11/30 9:00~17:00、12/1~3/19 月~木10:00~15:00、金~日・祝 10:00~17:00
■定休日:3/20~12/31 無休、1/1~3/19 水曜休
https://shikabe-tara.com