リングに笹の雨が降る!アンドレザ・ジャイアントパンダを生んだ北のアマチュアレスラー軍団

根室のアマチュアレスラーたちと巨大パンダが今、熱い。
身長3m体重500kg、得意技は2階からの高速ヘッドバット&アンドレザプレス。平成29(2017)年、根室出身のレスラー「アンドレザ・ジャイアントパンダ」がSNSを中心に話題をさらった。

所属する「新根室プロレス」(N2W)は根室市内で働く漁師、酪農家、銀行員、会社員など25名からなるアマチュアプロレス団体だ。初めは受け身の経験さえなかったメンバーたちが、プロレス好きが高じてリングを共同購入したことから練習を始め、平成18(2006)年9月に市内三吉神社の例大祭で旗揚げ戦を敢行。以来「無理しない、怪我しない、明日も仕事」をモットーに練習を楽しみながら、10年以上にわたって市内外で熱闘を披露している。その試合には、地元の親子連れや年配のプロレスファンが駆けつけるという。

創設者のサムソン宮本さんは、思いがけないスター誕生に「10年前だったら考えられないこと。SNS隆盛の今だからこそ人気になったのだと思う。これからもTwitterなどを活用して、新根室プロレスの魅力を全国に発信していきたい」と語った。

アンドレザ・ジャイアントパンダ選手。人と比べてこの大きさ、お分かりいただけただろうか。

新根室プロレス(N2W)
https://new-nemuro-pro-wrestling.jimdo.com/
※平成30(2018)年4月、「大日本プロレスvsアンドレザ・ジャイアントパンダ」根室市・新得町で開催。日程など詳しくは公式ウェブサイト・Twitterに掲載。