JP01 vol.1 2013年秋号 <空知>

JP01 創刊号 表紙

世界遺産として知られる姫路城は、明治初期の廃城令によって23円50銭(現在の約10万円)で競り落とされたという。
明治の世において、幕府の名残を象徴する城郭は「負の遺産」だった。

かつて日本の近代化を支えたエネルギー産業の最前線「炭鉱」。
空知は、国内有数の産炭地として活気にあふれていた。
しかし、石炭が無用となったバブルの頃、人は「負の遺産」と呼んだ。

今、数十年を経て、産炭地には新たな産業が芽生え、炭鉱は「近代産業遺産」として新たな価値観を与えられた。
その精神・歴史は、人やモノへ受け継がれている。

斜陽のときを過ごした空知に、新たな陽が昇ろうとしている。

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