札幌軟石の生き証人「ぽすとかん」再生へ。クラウドファンディング実施中!

札幌軟石で造られた「ぽすとかん」の外観

札幌市南区石山地区にある「旧石山郵便局(通称ぽすとかん)」は、昭和15年(1940年)に建てられた札幌軟石の建物。2019年4月に、カフェ、ショップ、ギャラリーとして再出発すべく現在準備を進めており、幅広く支援者を募るためクラウドファンディングを実施中だ。

札幌軟石は、北海道開拓時代に住宅や倉庫に豊富に利用され、当時のまちづくりを支えた貴重な素材。その産地である当地区で軟石を未来に伝える拠点を作りたいと、そんな想いから仲間たちが集まり、再生プロジェクトがスタートした。

所有者の曽祖父がかつての郵便局長。郵便局として使われなくなったあとは貸しスペースとして利用されていたが、活用の幅を広げていくためには修繕・改修が必要な状態にある。プロジェクトでは建物をさらに有効活用するため、常設のミュージアムギャラリーとカフェ、軟石の小物の販売所を備え、人々が気軽が立ち寄り軟石の今と昔にふれられる場所にしていく考えだ。

正面アーチに残る当時の郵便マーク

※このプロジェクトはAll or nothing形式で行われており、12月21日(金)23:00までに3,000,000円以上集まった場合に成立となる。

<ぽすとかんクラウドファンディングの詳細はこちら>
https://readyfor.jp/projects/nanseki_postkan

<問い合わせ先>
ぽすとかん再生委員会
TEL.070-4087-2975
Eメール:ishiyama.postkan@gmail.com