道産水産物PRキャンペーン「ホテルで、旅館で、食べて応援! 北海道」に札幌市が連携! 道産ホタテをメインにした道産水産物メニュー試食会を開催

北海道では現在、北海道産水産物のPRを目的とした「ホテルで、旅館で、食べて応援! 北海道」キャンペーンを展開しています。札幌市内では、12月6日現在、38の宿泊施設がこのキャンペーンに参加し、ホタテをはじめとした道産水産物を活用して、多彩なお料理を提供しています。

札幌市でもこのキャンペーンと連動して、市内宿泊施設の方々とともに、ホタテなど北海道の水産物をはじめとする「北海道の食」や「冬の札幌」の魅力を発信し、札幌への誘客につなげようと取り組みを進めています。

その一環で12/8(金)、道産ホタテをメインにした道産水産物の魅力を情報発信してもらおうと、旅行会社・テレビ・新聞・雑誌・外国人のインフルエンサーなどを招いて、この日だけの限定特別メニューの試食会が、札幌市内のレストランで行われました。JP01もその会場に行ってきましたので、レポートいたします。

料理の仕上げに追われる中で、限定特別メニューについて参加者に説明する、ル・ジャンティオムの大川シェフ。

会場は、レストラン LE GENTILHOMME (ル・ジャンティオム 札幌市中央区南4条西8丁目 サンプラーザ札幌1F)

お店は、すすきの中心部から少し離れた場所にあり、1988年に開業して以来、本格的なフランス料理を札幌に根付かせた、と評する人もいる名店です。

まずは、フランスと東京で修行したオーナーシェフの大川正人さんから、 北海道産ホタテをメインに考案した、本日だけの限定特別メニューについて、紹介していただきました。

本日の試食会のお料理は、全て生のホタテを使用!今の旬の食材と合わせたそうです。生、網焼き、粉砕とムニエルの3種でそれぞれの味、美味しさを表現。 冷製、温製のお料理は、それぞれの温度内でいただきます。

また、料理に合わせるワインは今回、北海道産ですべて取り揃えた、ということで、北海道の魅力発掘をテーマにする「JP01」にとっては大変うれしいサービスでした。

ホタテと鮭の燻製の菓子仕立て、トマトソース

Gâteau de Coquille St. Jacques et Saumon Fumé, Sauce Tomate ホタテと鮭の燻製の菓子仕立て、トマトソース
<余市町>キャメルファーム レガミ エクストラドライ (スパークリング)

ホタテと鮭の燻製を粗目に細切れして混ぜ、お菓子のように円板状で形を整えました。皿のオレンジ色はトマトソースで、ソースをつけてもそのままでもおいしいです。生ホタテの弾力感と鮭の身の香り、そして両方の濃厚な旨味が、ワインと合います。

※ホタテのフランス語「Coquille St. Jacques(コキーユ サン ジャック)」は、聖ヤコブの貝を意味します。ヨーロッパと日本のホタテLOVEは、JP01特別号でも紹介しています!
https://jp01.jp/dbook/jp01_hotate-love/book/index.html#target/page_no=7

ホタテの網焼き、菜の花のソース

Coquille St. Jacques Grillée au Fleur de Colza ホタテの網焼き、菜の花のソース
<岩見沢市>宝水ワイナリー RICCA雪の系譜 シャルドネ

「ホタテの網焼き」というと、貝ごと焼き網に乗せるイメージではないでしょうか。でも、それは「浜焼き」とか「海鮮BBQ」と呼ぶものだ、と今更ながら気付きました。

そんな網焼きによって、店内の配膳のときにたまらなく香ばしい香りを広げているホタテ貝柱を、ほろにが系の菜の花を加えたクリーミーなソースでいただきます。ホタテとバター香るソースと白ワイン「シャルドネ」。この黄金トリオにすっかり魅了されました。

ホタテのフラン、たちと共に、アメリケーヌソース

Flan de Coquille St. Jacques au Tachi, Sauce Americaine. ホタテのフラン、たちと共に、アメリケーヌソース
<七飯町>はこだてわいん 北海道100 ピノノワール ロゼ

「フラン」とはいわば、洋風茶碗蒸しなのだとか。エビの殻を炒めて旨味をとった「アメリケーヌソース」と「ホタテ」のコンビは、食べる前からうまいに決まっている、というやつです。

驚いたのは、「フラン」の上にこんがり焼かれてトッピングされた「タチ(タラの白子)」。正直この10数年、タチの味噌汁がなぜか口に合わなくなった私ですが、こりゃいけました!外はサクッと中はフワッと。「アメリケーヌソース」やロゼワインもすすみます。ソムリエさんが「白ワインとも合わせてみて」というので、調子に乗って、ワインがすすんでしまいました。

札幌の宿に泊まって食べて!安全安心で美味しい道産水産物

「ホテルで、旅館で、食べて応援!北海道」キャンペーンに参加する、札幌市内38の宿泊施設では、ホタテをはじめおいしい北海道産水産物を用いた日本料理、フランス料理、中国料理など多彩な料理が味わえます。

札幌の宿に泊まって「安心・安全」で美味しい北海道産水産物を、みんなで食べて応援しましょう!

※今回、レストラン LE GENTILHOMME (ル・ジャンティオム)にて、試食イベントが開催されましたが、この店はキャンペーン参加の宿泊施設ではありません。ホタテにはいろいろな食べ方があることや、その美味しさを改めて知ってもらう目的で協力いただいたものです。

●ランディングページ
https://www.sapporo.travel/sp/seafood-support-sapporo/

冬の札幌と北海道の水産物をテーマにしたムービーの紹介

札幌の冬の楽しみ方をムービーで紹介しています。全道から札幌へ集まる水産物は、寒さで身が引き締まる冬においしさを増す、と言われています。札幌にはこの他、冬の観光も豊富なコンテンツがあり、あなたのお気に入りにきっと出会えるはずです。

●ムービー
(札幌のグルメと冬の魅力編)
https://youtu.be/goP2jojl3wE

●ムービー
(札幌の温泉と美食編)
https://youtu.be/NZPYWtFQ1TO

<参考>
●「ホテルで、旅館で、食べて応援!北海道」 キャンペーン ランディングページ
https://www.visit-hokkaido.jp/tonikakuseafood/