江戸後期と明治初期。当時の旅人が記録した「有珠(うす)」とは?
今年、オープン2周年を迎えた「だて歴史文化ミュージアム」では、4月17日~5月30日の期間に、「《企画展》旅人がみた有珠(うす)」を開催します。
旅人がみた、といっても今から140~200年前後も前の旅人のこと。その記録を中心に、当時の有珠の探るという企画展です。そこには、有珠山に登った2人のキーマンが出てきます。
一人目の旅人は、菅江真澄(すがえ・ますみ 1754~1829)。日本民俗学の祖・柳田国男が敬愛したといわれる、江戸時代後期の博物学者・旅行家。1791年に蝦夷地へ渡り「蝦夷廼手布利(えぞのてぶり)」を記録し、その終盤に、有珠への訪問を記しています。
もう一人の旅人は、イザベラ・バード(1831~1904)。米国・中国・韓国・日本を旅した紀行文で、当時から世界に知られていた英国人旅行家。1878年に函館―平取を往復した記録を「日本奥地紀行」として記録し、その復路では有珠を訪れています。
歴史の記録が少ない北海道で、当時の生き生きと描写される旅の記録が残っているのは、何と貴重な事でしょう。この2人が語る北海道の冒険旅ドキュメンタリーで、タイムスリップしてみませんか?
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《企画展》旅人がみた有珠
2021.4.17 sat ~ 5.30 sun
開館時間 9:00-17:00(最終入館16:30)
期間中休館日 4/19,26 5/6,10,17,24
観覧料 一般・大学生・高校生 300円
小中学生 200円(未就学児無料)
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だて歴史文化ミュージアム
伊達市梅本町57-1 TEL. 0142-25-1056
※地図はこちら
https://goo.gl/maps/9jzqRr9khCThuPWGA
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