第2・第4日曜は石炭で走るミニSL体験! 道の駅あびらD51ステーション

ミニSLのほか、ふわふわドームもあり、家族で楽しめる「ポッポらんど」

今年のゴールデンウィークから、安平町の有名スポット「道の駅あびらD51ステーション」に新たな施設「柏が丘公園・ポッポらんど」がオープンしました。

ぴょんぴょん跳ねるふわふわドームや、小さなお子様むけの音の鳴るドレミステージがあり、家族の休日が楽しくなりそうです。

そして忘れてはいけないのが、本物の石炭を燃やして走るミニ蒸気機関車(ミニSL)。駐車場から道の駅の建物を通った奥にある「イベント広場」で、5月~10月の第2・第4日曜日に、出発進行します!

さて、これらの遊具がある「柏が丘公園・ポッポらんど」ですが、胆振東部大震災の復旧工事にまちぐるみで取り組んでいたため、2年遅れての公園完成となったそうです。4/28のオープニングセレモニーでは、安平町が地震からの復興でやっとひと段落を迎えられたような、そんな印象を受けました。

これが道の駅あびらD51ステーション。道の駅人気ランキングで上位をキープ!
4/28は、ポッポらんどの開園記念式典でテープカット!
道の駅の館内でミニSLの乗車受付の様子。4/28はたちまち午前便が終了に
小さいのに、この重量感と存在感はすごい!
開業を心待ちにしたご家族のみなさん。ディスタンスの心構えもばっちり
ミニチュアながら本物の石炭を燃やし蒸気で走る
子供も大人も乗せ、力強く出発進行!円形の線路を2周走ります

SLと追分駅

明治25(1892)年、室蘭線の駅として安平に追分駅が開業し、その後、追分と夕張を結ぶ夕張線(現・石勝線)が開業。その時から追分駅は、石炭貨物列車が行き交う鉄道の一大拠点になりました。「道の駅あびらD51ステーション」では、SLが鉄道の主役だった頃の思い出の品々を数多く見ることができます。

道の駅の館内に、かつての追分駅の品々を展示
追分駅の歴史やSLなどを紹介するパネルも必見
第2・第4日曜にD51がこうして展示されます

石勝線と追分駅

一方、昭和56(1981)年に、夕張線の東西に新線を延伸した石勝線が開業したことで、札幌から十勝・釧路への移動が、それまでの滝川・旭川経由から大幅な時間短縮に。追分駅はその玄関口となりました。「道の駅あびらD51ステーション」では、当時のままの特急おおぞらが保存展示されています。

昭和レトロのフォルムに感動の特急おおぞら(キハ183系気動車)
昭和の道東出身者にはグッとくるこの表示
座席までも当時のままきれいに保存
運転席も見学できます

コロナ感染防止を忘れず、よりよいタイミングでお越しください!また、お越しの際は鉄道だけではなく、安平町自慢のおみやげショッピングもお楽しみください。