デジタルブック

Petit JP01 2023年4月 <月形町>

ちょっといいまちだから 住みやすくて、暮らしやすい。 ちょっといいまち① 暮らしやすい気候 北海道の中央、空知管内の南西部に位置する月形町の気候は内陸性の特性があり、 一年を通して温度差があるものの、令和3年の平均気温は約8℃と、近隣のまちと比較しても暮らしやすい。 降雪量は多いが、町の除雪対策により冬の生活も不自由す…

Petit JP01 2023年3月 <アイヌ文化をめぐる冒険の旅>

アイヌ文化と、そこに影響を与えた文化や歴史を探る冒険に出よう! 知っているだろうか?北海道は、歴史の時代区分が本州と異なることを。 北海道の先住民族であるアイヌの人々が、舟で海を渡り交易していたことを。 そんなアイヌ民族の独自の文化や歴史について、現地に出かけて、人々や自然の中で感じる冒険の旅をモデルコースにまとめた。…

Petit JP01 2023年3月 <新ひだか町>

優駿と桜。日本中どこにもない圧巻の風景。 二十間道路とは道の幅が二十間(約36m)あることから、いつしかそう呼ばれるようになったもの。だが道幅以上に強い印象を残すのは、圧倒的な「まっすぐさ」だ。静内地区の市街の北東、坂道のあとのゆるいカーブを曲がった瞬間、息を呑むほどの壮大な桜並木が出迎えてくれる。その距離、直線で約7…

Petit JP01 2023年3月 <そらちの「肉」>

受け継がれる伝統の味、 止まらぬ進化。 そらちの肉は恐るべし 北海道の中西部に位置し、中央を石狩川が縦走し、南西部にかけて豊かな石狩平野が広がる空知地域。大正の頃からめん羊飼育が広まった影響で、〝味付けジンギスカン〞が早くから食されるようになった。 とはいえ、羊にとどまらず、牛、豚、鶏、ジビエなど様々な食肉が生産され、…

Petit JP01 2023年2月 <奈井江町>

広大な空知管内の真ん中に位置する奈井江町。明治3(1870)年に開拓の偉人の一人、伊達邦直がこの地を訪れて以来開拓が進み、上川仮道路(国道12号)や駅逓など交通が整っていく。明治23年、滝川村から分離し、現在につながる母村「奈江村」が誕生。明治28年には奈井江炭坑が発見され、隆盛の源となる。 奈江村は砂川町に改称される…

Petit JP01 2023年2月 <外食聖地上川町>

北海道の中央に広がる日本最大の山岳自然公園「大雪山国立公園」の北方部にある上川町。層雲峡温泉・愛山渓温泉・高原温泉の3つの温泉郷を有し、年間300万人の観光客が訪れるまちだが、実はさまざまなジャンルの飲食店がそろう「外食聖地」でもあるのだ。 この「プチJP01上川町」では、想像の斜め上をゆく個性的なメニューを中心に、上…

JP01 Vol.32 2023年冬号 <北海道の温泉と風呂文化2>

「保存版にします!」と、 多くの読者の皆様からうれしい声が寄せられた 2022冬号の温泉特集。 北海道の旅は、温泉を抜きにして 語れないのだ、と強く感じさせていただいた。 その大きな反響に応えようと、 今年の2023冬号で、 再び温泉特集に取り組むことに。 今回は、温泉を愛する人々の深い思いや、 温泉と旅との楽しい組み…

PRO JP01 2023年1月 <食べる愛別町>

えのきとなめこの生産量が北海道内で8割近くを誇る、道内屈指のきのこの里・愛別町。 きのこと言えば愛別、愛別と言えばきのこ、といった印象が強いが、実は愛別町の食の魅力はそれだけにとどまらない。現在、ビーツやアロニア、ラズベリーなど、ピンク色の食物の生産・加工品の販売にも力を入れているのだ。我々の食生活に当たり前のように登…

JP01 Vol.31 2022年秋号 <商店街に行こう>

かつて人々で賑わった各地域の商店街。 大型店との競合、建物の老朽化、商圏人口の減少、 後継問題などが浮上したことは知られているが、 主要道路に大型店が必要以上にひしめいて、 どのまちも画一的な風景に変わり、 わがまちらしさを失いつつある、 それも問題なのかもしれない。 商店街は、まちの顔。 そして、ご当地文化を体験でき…