デジタルブック

Petit JP01 2023年12月 <北広島市 赤毛米酒>

北広島市は北海道の寒地稲作の発祥の地だ。 それは農業指導者の中山久蔵翁の活躍による。 そのとき用いられていた北海道米の祖と呼ばれる「赤毛」。 栽培の困難さなどもあり生産が終了していたが、 現在、中山久蔵翁の想いを受け継いでいこうと 復活の狼煙を上げる活動が行われている。 本誌ではその取り組みと 携わる人々の努力の成果を…

JP01 2023年特別号 秋 2023年11月 <ホタテLOVE>

北海道を代表する貝と道民に聞けば、きっと「ホタテ」と答えるだろう。 道産ホタテが世界ブランドであることを、僕らは誇りに思っていた。 しかし 令和5(2023)年、外国の輸入停止措置により、北海道の水産物は行き先を失っている。 そんなホタテを食べて応援するのはもちろん、ホタテにまつわる物語を知ることで、 今まで以上に、ホ…

Petit JP01 2023年10月 <中川町>

北海道北部に位置する中川町は白亜紀の地層が多く、これまでにもアンモナイトやクビナガリュウなどの化石が発掘されており、令和4(2022)年には、平成12年(2000)年に発掘された恐竜の化石が、進化型のテリジノサウルス類「パラリテリジノサウルス・ジャポニクス」だと発表され話題となったばかりだ。 一方で、町の中央を流れる天…

JP01 Vol.33 2023年夏号 <北海道の酒旅2>

国税庁の「北海道の酒蔵マップ」によると、 いくつもの酒類の中で、ワインが最も多い53場、 ビールと発泡酒は合計で40場も存在し、 他の酒類を大きく引き離している。 小規模で開業する会社が多いワインとビール。 いずれも独自の個性を放つアーティストのように、 熱い思いのファンに愛されている。 今回の特集は「北海道の酒旅2」…

Petit JP01 2023年7月 <北海道ボールパーク Fビレッジ>

野球がある日もない日も、365日、24時間楽しめる 話題のスポット「北海道ボールパーク Fビレッジ」。 「プチJP01 Fビレッジ」では、かけがえのない体験や、こころ揺さぶる経験ができる「Fビレッジ」のあふれ出る魅力を、深掘りして紹介していく。 楽しみ方を「11」のカテゴリーで紹介したり、Fビレッジ発祥のあれこれに迫っ…

JP01 2023年特別号 2023年6月 <北海道のふるさと納税とお取り寄せ>

生まれた故郷や応援したい自治体に 寄附できる「ふるさと納税」。 寄附の際にその使途を選ぶことができるが、 その先に目を向けると、教育・子育て支援、環境保護、 産業の活性化など多岐にわたり活用されている。 あなたのアクションが北海道を もっとイキイキと明るくすることに繋がる。 北海道内市町村の寄附金の活用事例と、返礼品を…

Petit JP01 2023年4月 <月形町>

ちょっといいまちだから 住みやすくて、暮らしやすい。 ちょっといいまち① 暮らしやすい気候 北海道の中央、空知管内の南西部に位置する月形町の気候は内陸性の特性があり、 一年を通して温度差があるものの、令和3年の平均気温は約8℃と、近隣のまちと比較しても暮らしやすい。 降雪量は多いが、町の除雪対策により冬の生活も不自由す…

Petit JP01 2023年3月 <アイヌ文化をめぐる冒険の旅>

アイヌ文化と、そこに影響を与えた文化や歴史を探る冒険に出よう! 知っているだろうか?北海道は、歴史の時代区分が本州と異なることを。 北海道の先住民族であるアイヌの人々が、舟で海を渡り交易していたことを。 そんなアイヌ民族の独自の文化や歴史について、現地に出かけて、人々や自然の中で感じる冒険の旅をモデルコースにまとめた。…

Petit JP01 2023年3月 <新ひだか町>

優駿と桜。日本中どこにもない圧巻の風景。 二十間道路とは道の幅が二十間(約36m)あることから、いつしかそう呼ばれるようになったもの。だが道幅以上に強い印象を残すのは、圧倒的な「まっすぐさ」だ。静内地区の市街の北東、坂道のあとのゆるいカーブを曲がった瞬間、息を呑むほどの壮大な桜並木が出迎えてくれる。その距離、直線で約7…

Petit JP01 2023年3月 <そらちの「肉」>

受け継がれる伝統の味、 止まらぬ進化。 そらちの肉は恐るべし 北海道の中西部に位置し、中央を石狩川が縦走し、南西部にかけて豊かな石狩平野が広がる空知地域。大正の頃からめん羊飼育が広まった影響で、〝味付けジンギスカン〞が早くから食されるようになった。 とはいえ、羊にとどまらず、牛、豚、鶏、ジビエなど様々な食肉が生産され、…