Petit JP01 2023年2月 <奈井江町>
広大な空知管内の真ん中に位置する奈井江町。明治3(1870)年に開拓の偉人の一人、伊達邦直がこの地を訪れて以来開拓が進み、上川仮道路(国道12号)や駅逓など交通が整っていく。明治23年、滝川村から分離し、現在につながる母村「奈江村」が誕生。明治28年には奈井江炭坑が発見され、隆盛の源となる。 奈江村は砂川町に改称される…
広大な空知管内の真ん中に位置する奈井江町。明治3(1870)年に開拓の偉人の一人、伊達邦直がこの地を訪れて以来開拓が進み、上川仮道路(国道12号)や駅逓など交通が整っていく。明治23年、滝川村から分離し、現在につながる母村「奈江村」が誕生。明治28年には奈井江炭坑が発見され、隆盛の源となる。 奈江村は砂川町に改称される…
北海道の中央に広がる日本最大の山岳自然公園「大雪山国立公園」の北方部にある上川町。層雲峡温泉・愛山渓温泉・高原温泉の3つの温泉郷を有し、年間300万人の観光客が訪れるまちだが、実はさまざまなジャンルの飲食店がそろう「外食聖地」でもあるのだ。 この「プチJP01上川町」では、想像の斜め上をゆく個性的なメニューを中心に、上…
「保存版にします!」と、 多くの読者の皆様からうれしい声が寄せられた 2022冬号の温泉特集。 北海道の旅は、温泉を抜きにして 語れないのだ、と強く感じさせていただいた。 その大きな反響に応えようと、 今年の2023冬号で、 再び温泉特集に取り組むことに。 今回は、温泉を愛する人々の深い思いや、 温泉と旅との楽しい組み…
えのきとなめこの生産量が北海道内で8割近くを誇る、道内屈指のきのこの里・愛別町。 きのこと言えば愛別、愛別と言えばきのこ、といった印象が強いが、実は愛別町の食の魅力はそれだけにとどまらない。現在、ビーツやアロニア、ラズベリーなど、ピンク色の食物の生産・加工品の販売にも力を入れているのだ。我々の食生活に当たり前のように登…
かつて人々で賑わった各地域の商店街。 大型店との競合、建物の老朽化、商圏人口の減少、 後継問題などが浮上したことは知られているが、 主要道路に大型店が必要以上にひしめいて、 どのまちも画一的な風景に変わり、 わがまちらしさを失いつつある、 それも問題なのかもしれない。 商店街は、まちの顔。 そして、ご当地文化を体験でき…
札幌から車で約2時間圏内。 芦別市、赤平市、滝川市、砂川市、歌志内市、奈井江町、上砂川町、浦臼町、新十津川町、雨竜町の市町から構成される中空知と、深川市、妹背牛町、秩父別町、北竜町、沼田町の5市町から構成される北空知。 日帰りで楽しめるこのエリアには、地域の特産を生かしたり、自然の恵みを堪能したり、訪れる人のニーズに応…
どこにでもあるような草が、実は、 貴重な薬草と知っていれば、見方も変わる。 その薬草の効果を体験した人であれば、 絶やさないでほしい、と強く感じることだろう。 山や森、川、海。植物や野生動物、野鳥、海洋生物。 その恩恵で成り立つ産業。先人が残した知恵、物語、風習。 身の回りにある北海道の日常も、もっと知る機会や、 体験…
生まれた故郷や応援したい自治体に寄付できる「ふるさと納税」。 寄付者は、自治体が設定した寄付金の使い道を選ぶことができる。 多くは「子育て・高齢者支援」「環境保全」などの大きな枠組みだが、具体的な使途を設定しているところもある。 ここでは、道内でユニークな寄附金活用に取り組む自治体を紹介。 あなたの寄付が、まちを輝かせ…
北海道の南西部にある白老町は、東西に細く長く伸びた形状が特徴で、総面積の約75%を森林が占めており、南には太平洋が広がっていることから、各エリアで地の利を活かしたさまざまなアクティビティが楽しめる。 白老町の中心でもある「北吉原・萩野・石山・白老」エリアには、萩の里自然公園やグルメが集まった商店街があり、「虎杖浜・竹浦…
北海道のほぼ中央、石狩平野の北端に位置する深川市。市の北部から南へ雨竜川が、また南部には石狩川が流れ、この両河川に沿って開ける平地に市街地や水田が広がる。面積約530㎢のうち、石狩川に沿った南部は市街地、北部は山林が占め、美しく豊かな自然環暮らしている。 道央圏の主要幹線道路である国道12号と道央自動車道、そしてJR…
アドベンチャートラベルとは、 その場所ならではのテーマに紐づく行程で構成され、 その旅の演出家となるツアーガイドが必ず同伴する、 という企画ツアーの新ジャンルである。 現在は欧米の人々を中心に人気のある旅行形態だが、 「アドベンチャートラベル的」に体験してみた。 北海道知事認定アウトドアガイドがナビゲートする 自然の世…
空知地方の北部に位置する北竜町。 ひまわりをシンボルとしたまちづくりに力を入れ、7月中旬から1カ月にわたって開催される「ひまわりまつり」は北海道の夏を彩るイベントとして知られている。 そのほか、まちが一体となって減農薬栽培に取り組んだ「ひまわりライス」など多くの特産品を持つ北竜町の魅力に迫る。