デジタルブック「JP01」

JP01 Vol.20 2018年冬号 <北海道のものづくり>

アイヌの工芸品のように 暮らしの道具が芸術にまで昇華したもの。 旭川の家具、小樽のガラスのように歴史において必然性があって生まれ、一大産業として発展したもの。 シカ革に見られるように、有史以前から利用されていたものが 再び価値を見出された資源を活用したもの。 こうした北海道の地域に根付いたものづくりにスポットを当てた。…

JP01 Vol.17 2018年春号 <繋ぐ、繋がる。>

北海道の、これまでの150年とこれからの先へ続く未来。 新たな「鎹(かすがい)」が変わりゆく北海道をつよく繋ぐ。 いわゆる「平成の大合併」からおよそ20年。国による「地方創生」事業の開始から約5年。全国の各地域は今、地域活性化を模索する中で、単独での活動から「広域連携」へとその動きをシフトしている。 そして、今年、命名…

JP01 Vol.17

JP01 vol.15 2017年春号 <西後志>

「なんだかこのごろ、後志の西側が面白いらしい」 そんな情報が編集部に飛び込んできた。後志といえば、小樽やニセコ、倶知安といった外国人にも人気のド定番の観光地がすぐ挙がるだろう。 しかし、これらのまちでは同時多発的に元気な人々が活躍を始め、後志全域を巻き込まんばかりの勢いがあることが分かった。 なるほど、これが「面白い」…

JP01 vol.15

JP01 vol.14 2017年冬号 <檜山>

“最小”が生んだ“世界品質”。 世界に通用する最高品質の海産物を生み出す漁業。かつては日本中に流通した高級木材の産地だった山々。その年の相場を決めるとまで言われているジャガイモが育つ農地。などなど・・・。 檜山地方で育まれた産業、産品のどれもが世界に通用する「高品質」、「本物」、「最高級」という枕詞が付く。 総面積が北…

JP01 vol.14

JP01 vol.13 2016年秋号 <胆振>

「修学旅行は洞爺湖だった」「俺も」「私も!」両親の新婚旅行は登別」「おばあちゃんが室蘭にいます」札幌近郊に居を構えるゼロワン編集部から、そんな声が上がった。 そうそう、「伊達に住んでいたころは、お買い物といえば室蘭でした」「自分はむかわ町出身だから、苫小牧だった」という編集部員もいた。 道民にとって、胆振という地域は人…

JP01 vol.13

JP01 vol.12 2016年夏号 <留萌 宗谷>

そこに行けば、日本にはないと思い込んでいた風景に出くわし、圧倒されるのだ。 そこに行けば、諸外国や本州と多くの接点を持つ歴史の意外さに、感心するのだ。 そこに行けば、他地域とは違う独自性の高い文化や風土に、驚愕するのだ。 そこに行けば、厳しい自然環境の中で生きる人々のたくましさに、感動するのだ。 留萌 宗谷は、私たちの…

JP01 vol.12 留萌 宗谷

JP01 vol.11 2016年春号 <小樽>

小樽が観光都市になる遥か昔。 明治に本州と北海道とを繋ぐ商業船・北前船に乗り、ニシンのごとく押し寄せ一攫千金の壮大な夢を抱えてやってきた「小樽商人」と呼ばれる実業家たちがいた。 彼らは、小樽の経済を動かすだけでなく政治、文化、さらにはまちづくりにまで影響を及ぼし、それらの多くは現存する歴史的建造物のある風景、寿司や菓子…

JP01 vol.11

JP01 vol.10 2016年冬号 <オホーツク>

北海道の北東部、オホーツク。 オホーツク海と約280kmに渡る海岸線で接しており、海面は厳冬期になると流氷に覆われる。 また、原始的な自然が残されている世界遺産・知床国立公園など、唯一無二の自然環境に抱かれた地域でもある。 「自然との共生」━━━そんなありきたりな言葉を最善とするかのようなオホーツクに住む人々の営みに触…

JP01 vol.10

JP01 vol.9 2015年秋号 <釧路 根室>

根釧台地に広がる緑のグリッド、格子状防風林は、宇宙からも、その巨大な格子模様が見えるという。 圧倒的で壮大なスケールの大自然が広がる釧路、根室地方の原野は、北海道最後のフロンティア・スピリットが息づく大地でもある。 そこに潜む魅力的な数々の地域資源は、多くの人々をとりこにしていた。 この土地を愛してやまない人々の輝く姿…

JP01 vol.9