デジタルブック「JP01」

JP01 vol.15 2017年春号 <西後志>

「なんだかこのごろ、後志の西側が面白いらしい」 そんな情報が編集部に飛び込んできた。後志といえば、小樽やニセコ、倶知安といった外国人にも人気のド定番の観光地がすぐ挙がるだろう。 しかし、これらのまちでは同時多発的に元気な人々が活躍を始め、後志全域を巻き込まんばかりの勢いがあることが分かった。 なるほど、これが「面白い」…

JP01 vol.15

JP01 vol.14 2017年冬号 <檜山>

“最小”が生んだ“世界品質”。 世界に通用する最高品質の海産物を生み出す漁業。かつては日本中に流通した高級木材の産地だった山々。その年の相場を決めるとまで言われているジャガイモが育つ農地。などなど・・・。 檜山地方で育まれた産業、産品のどれもが世界に通用する「高品質」、「本物」、「最高級」という枕詞が付く。 総面積が北…

JP01 vol.14

JP01 vol.13 2016年秋号 <胆振>

「修学旅行は洞爺湖だった」「俺も」「私も!」両親の新婚旅行は登別」「おばあちゃんが室蘭にいます」札幌近郊に居を構えるゼロワン編集部から、そんな声が上がった。 そうそう、「伊達に住んでいたころは、お買い物といえば室蘭でした」「自分はむかわ町出身だから、苫小牧だった」という編集部員もいた。 道民にとって、胆振という地域は人…

JP01 vol.13

JP01 vol.12 2016年夏号 <留萌 宗谷>

そこに行けば、日本にはないと思い込んでいた風景に出くわし、圧倒されるのだ。 そこに行けば、諸外国や本州と多くの接点を持つ歴史の意外さに、感心するのだ。 そこに行けば、他地域とは違う独自性の高い文化や風土に、驚愕するのだ。 そこに行けば、厳しい自然環境の中で生きる人々のたくましさに、感動するのだ。 留萌 宗谷は、私たちの…

JP01 vol.12 留萌 宗谷

JP01 vol.11 2016年春号 <小樽>

小樽が観光都市になる遥か昔。 明治に本州と北海道とを繋ぐ商業船・北前船に乗り、ニシンのごとく押し寄せ一攫千金の壮大な夢を抱えてやってきた「小樽商人」と呼ばれる実業家たちがいた。 彼らは、小樽の経済を動かすだけでなく政治、文化、さらにはまちづくりにまで影響を及ぼし、それらの多くは現存する歴史的建造物のある風景、寿司や菓子…

JP01 vol.11

JP01 vol.10 2016年冬号 <オホーツク>

北海道の北東部、オホーツク。 オホーツク海と約280kmに渡る海岸線で接しており、海面は厳冬期になると流氷に覆われる。 また、原始的な自然が残されている世界遺産・知床国立公園など、唯一無二の自然環境に抱かれた地域でもある。 「自然との共生」━━━そんなありきたりな言葉を最善とするかのようなオホーツクに住む人々の営みに触…

JP01 vol.10

JP01 vol.9 2015年秋号 <釧路 根室>

根釧台地に広がる緑のグリッド、格子状防風林は、宇宙からも、その巨大な格子模様が見えるという。 圧倒的で壮大なスケールの大自然が広がる釧路、根室地方の原野は、北海道最後のフロンティア・スピリットが息づく大地でもある。 そこに潜む魅力的な数々の地域資源は、多くの人々をとりこにしていた。 この土地を愛してやまない人々の輝く姿…

JP01 vol.9

JP01 vol.8 2015年夏号 <十勝>

「十勝」とはアイヌ語の「トカプチ」に由来し、「乳」という意味を持つ。 十勝川の河口が乳房のように二つ、並んでいるからだ。 先人たちは、氾濫する十勝川や厳しい自然に翻弄されながらも数多の困難を乗り越え、耕作地を増やしてきた。 現在、その人口の約11倍、400万人もの食糧を支えているといわれる十勝は、まさに母なる川に抱かれ…

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JP01 vol.6 2015年冬号 <渡島檜山>

「松前三湊」と呼ばれた松前、江差、箱館。江戸時代から物流の要として日本海を舞台に活躍した北前船により、近江や大坂(大阪)などとの交易の拠点として栄えた。 明治期の鉄道の発達とともに、北へ向かう人やモノを運ぶ大動脈として青森と函館を結んだ青函連絡船。その役目は現在、青函トンネルへと引き継がれている。 昔から、渡島檜山は北…

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JP01 vol.4 2014年夏号 <後志>

「しりべし」の名が初めて書物に登場するのは、なんと日本書紀。安倍比羅夫(あべのひらふ)によって「後方羊蹄」に軍領(役所)が置かれたとされる。 諸説あるが、現在の後志こそが、その地に当たるらしい。「後方羊蹄山(しりべしやま)」「尻別川(しりべつがわ)」「比羅夫(ひらふ)」などの地名に、その名残がある。 明治時代に入り、「…

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