デジタルブック

JP01 vol.11 2016年春号 <小樽>

小樽が観光都市になる遥か昔。 明治に本州と北海道とを繋ぐ商業船・北前船に乗り、ニシンのごとく押し寄せ一攫千金の壮大な夢を抱えてやってきた「小樽商人」と呼ばれる実業家たちがいた。 彼らは、小樽の経済を動かすだけでなく政治、文化、さらにはまちづくりにまで影響を及ぼし、それらの多くは現存する歴史的建造物のある風景、寿司や菓子…

JP01 vol.11

JP01特別号 2016年 <北海道新幹線>

「夢の超特急」の開業から50年を経て、ついに新幹線が北海道へやってきます。 JP01はこの歴史的な出来事を迎えるにあたり、新幹線が駆け抜ける道南と青森の魅力をお伝えするために総力取材を行いました。 新幹線開業にかける地元の人々の熱いおもてなしの心。 津軽海峡を挟んだ青函圏の古くからの交流と、それを受け継ぐ人々。 新たな…

JP01特別号 北海道新幹線

JP01特別号 ゼロワンエリア 2016年2月 <江別市>

「もの」があるとことに「人」が集まり「まち」が生まれる、世界共通の歴史。 地理的・歴史的な要因で、江別の工業化は急速に推し進められた。 ものづくりは、工業製品のみに留まらない。 開拓の時代から原野を切り拓き始められた農業も、江別の礎を成した。 これらの重要な産業は現在も変わらず、あるいは新たなステージに上り、江別に息づ…

JP01特別号 ゼロワンエリア 江別市

JP01 vol.10 2016年冬号 <オホーツク>

北海道の北東部、オホーツク。 オホーツク海と約280kmに渡る海岸線で接しており、海面は厳冬期になると流氷に覆われる。 また、原始的な自然が残されている世界遺産・知床国立公園など、唯一無二の自然環境に抱かれた地域でもある。 「自然との共生」━━━そんなありきたりな言葉を最善とするかのようなオホーツクに住む人々の営みに触…

JP01 vol.10

いしかり逸品発掘 2015年12月 <札幌・江別・千歳・恵庭・北広島・石狩・当別・新篠津>

地域に根ざす「素材」がある。作り手の「想い」が加わる。そこに「物語」が芽生える。 「いしかり」という土地でのみ、生まれ得るもの。「いしかり」の人によってのみ、作り得るもの。 それが、いしかりの「 逸品 」 それが現地でしか味わえないこの価値ある品を求めて、そして、まだ知らないまちの魅力を探しに、「いしかり」へ出かけよう…

JP01 vol.9 2015年秋号 <釧路 根室>

根釧台地に広がる緑のグリッド、格子状防風林は、宇宙からも、その巨大な格子模様が見えるという。 圧倒的で壮大なスケールの大自然が広がる釧路、根室地方の原野は、北海道最後のフロンティア・スピリットが息づく大地でもある。 そこに潜む魅力的な数々の地域資源は、多くの人々をとりこにしていた。 この土地を愛してやまない人々の輝く姿…

JP01 vol.9

JP01 vol.8 2015年夏号 <十勝>

「十勝」とはアイヌ語の「トカプチ」に由来し、「乳」という意味を持つ。 十勝川の河口が乳房のように二つ、並んでいるからだ。 先人たちは、氾濫する十勝川や厳しい自然に翻弄されながらも数多の困難を乗り越え、耕作地を増やしてきた。 現在、その人口の約11倍、400万人もの食糧を支えているといわれる十勝は、まさに母なる川に抱かれ…

JP01 vol.8

JP01 vol.6 2015年冬号 <渡島檜山>

「松前三湊」と呼ばれた松前、江差、箱館。江戸時代から物流の要として日本海を舞台に活躍した北前船により、近江や大坂(大阪)などとの交易の拠点として栄えた。 明治期の鉄道の発達とともに、北へ向かう人やモノを運ぶ大動脈として青森と函館を結んだ青函連絡船。その役目は現在、青函トンネルへと引き継がれている。 昔から、渡島檜山は北…

JP01 vol.6

JP01 vol.4 2014年夏号 <後志>

「しりべし」の名が初めて書物に登場するのは、なんと日本書紀。安倍比羅夫(あべのひらふ)によって「後方羊蹄」に軍領(役所)が置かれたとされる。 諸説あるが、現在の後志こそが、その地に当たるらしい。「後方羊蹄山(しりべしやま)」「尻別川(しりべつがわ)」「比羅夫(ひらふ)」などの地名に、その名残がある。 明治時代に入り、「…

JP01 vol.4