NHK緊急特番!7/9(金)19:30〜「いざ世界遺産へ!北の縄文大探求スペシャル」

遮光器土偶に変身したどーもくん。お気に入りの場所は聖山式土器のなか。©NHK・dwarf

 JP01でも連載記事で紹介し続け、いよいよ今年7月、世界遺産に登録される見通しの「北海道・北東北の縄文遺跡群」。北海道では知床に続き、2つ目の世界遺産登録になる予定で、うれしいニュースですね!

 でも、縄文っていったいどんな時代だったの?・・・・

 ひもといてゆくと、定住しながら狩猟・採集生活を1万年以上も続けた、世界でも類を見ない「超・持続社会」だったことが明らかになってきました。彼らの「生き抜く知恵」や「高度な文化」にひきつけられ、縄文にハマる人たちも続出しているのです。

 その魅力を広く発信すべく、NHKでは、札幌・ 室蘭・函館・青森・盛岡・秋田の6つの放送局が連携した「北の縄文プロジェクト」を結成! ついに7月9日(金)、古代へのロマンたっぷり、各遺跡からのリポートも交えて「縄文」を深~く味わい尽くす緊急特番を放送することになりました。

 その名も、北海道エリア番組「北海道道」と、東北エリア番組「東北ココから」のコラボ番組「 いざ世界遺産へ! 北の縄文 大探求 SP 」!

片桐 仁さんのリモート出演が決定

俳優のほか多摩美術大学の学生時代からアーティストとして活躍する片桐さん。その独特な芸術的センスで、縄文の魅力を楽しく解説してくれます

 番組では、縄文文化に詳しい片桐 仁さんがリモート出演します。縄文時代が大好きな片桐さんは、「今回の番組出演はとても嬉しい。スケジュールの都合で東京からリモート出演になったが、札幌のスタジオに行って、本物の縄文土器を触りたかった」と語ります。

 「縄文時代の土偶をモチーフとしたアート作品をつぎつぎと作っていて、自作の遮光器土偶とペットボトルを組み合わせたペットボ土偶と、自作の中空土偶とカニバサミを組み合わせた超カニ食う土偶は、番組でも紹介します番組は、人類史上の特異と言われる『狩猟・採集をしながら定住』をしていた縄文人の暮らしなど、教科書では分からないことをたくさん紹介していますので、ぜひご覧ください!」とメッセージを送ってくれました。

番組の概要

北海道道 × 東北ココから
「いざ世界遺産へ! “北の縄文”大探求 SP」

●放送予定:NHK総合 2021年7月9日(金)午後7:30 ~ 8:42

●放送エリア:北海道・東北ブロック(山形県域を除く)(NHK プラスで見逃し配信あり) 

●出演者
【MC】鈴井 貴之、多田 萌加
【ゲスト】片桐 仁(俳優・彫刻家)※リモート出演、小林 達雄(國學院大學名誉教授)、坂本 尚史(北海道埋蔵文化センター)
【プレゼンター】佐藤 龍文( NHKアナウンサー)
【ナレーション】コムアイ(歌手・アーティスト)

世界文化遺産への登録を目指している「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、北海道・青森県・岩手県・秋田県に点在する17の遺跡から構成されています。NHKでは、札幌・ 室蘭・函館・青森・盛岡・秋田の6局が連携し「北の縄文プロジェクト」を結成!縄文の魅力を掘り起こし、様々な形で発信していきます。
【北の縄文プロジェクトHP https://www.nhk.or.jp/hokkaido/jomon/