NACニセコアドベンチャーセンターの自然体験プログラムとカフェ

NACのニセコ店。

今回お話を伺ったのは、ロス・フィンドレーさん。今や、ニセコの自然体験プログラムで最もメジャーになった「ラフティング」を初めて行った人です。ロスさんは、倶知安町に住んでもう30年になります。3人いるお子さんのうち、1人がNACのスタッフとして働いているそう。

「倶知安町の町民は、もともとアウトドア好きな人が多いんですよね。ニセコクラシックという自転車のイベントやトレイルランの大会もやっていますが、地元の人が喜んで参加してくれるんです。元々は、テイネハイランドでスキーのインストラクターをしていて、何度かニセコにも来ていました。自然の豊かさと、若い人たちのコミュニティがここにはあったので、アウトドアビジネスをするならここがいいと思って来ました」。ロスさんは、何度もここには〝ライフスタイル〟がある、と言います。

2Fはテラス席のあるカフェ&レストランJoJo’s。ハンバーガーやスイーツ、コーヒー等豊富なメニュー。

「人工的なリゾートでは無く、倶知安町には、ライフスタイルとしてアウトドアアクティビティが根付いています。何か新しいアクティビティを始めると、一番最初に飛びついてくれるのは20代〜30代の若者ですね(笑)。自然の中でいかに楽しく遊ぶか、という事を、ライフスタイルとして持っているんです。5年後位に彼らに子どもができて、家族を連れてまた体験してくれます。ファミリー層も増えて来たので、ファミリー向けのプログラムも作っています」。春先の激流を下るラフティングだけじゃなく、夏の静かな川を下る「ファミリーラフティング」や、昆虫探しができる「ナイトトレッキング」、ツリートレッキングができる「アドベンチャーパーク」など、ロスさんの元で開発されたプログラムが次々と生まれています。

晴れた日には、真正面に羊蹄山が見える!

NACニセコ店には、1Fから2Fまで突き抜けたクライミングウォールや、カフェ&レストランJoJo’sがあります。これは、ロスさんの「カフェラテ基準」という考え方からです。

「人が長く留まるところがないと、人は集まらない。ほら、カフェラテをゆっくりと飲む時間を過ごす場所があれば、自然と人が集まって、おしゃべりしたくなるでしょ?ラフティングが終わった後に、ちょっと体を休めたり、楽しかった事を共有したり。特にテラス席があると、開放的な気分になるし、ちょうどJoJo’sのテラス席からは羊蹄山も眺められるしね。オーストラリアやヨーロッパでは特にカフェが町の交流場所になっているから、僕にとってはとても自然な考え方ですよ」。

倶知安町にはテラス席のあるカフェが増えて来ています。これもニセコのライフスタイルとして定着しつつあるようです。ロスさんの発想はまだまだ止まりません。「ニセコの山に合うスキー板も作っているんだ。それから、羊蹄山を一周するクロスカントリーの大会もやりたいね。倶知安の子どもたちに、インターナショナルバカロレア基準の教育ができるようにもしたいし・・・」。今まで行動力と、周囲の人を巻き込む力できっとこれらも実現できるのでは?これからのニセコ・倶知安にますます楽しみが増えそうです。

ロス・フィンドレーさん。ニセコ全体を考えた町づくりの取組を実践している。

NACニセコアドベンチャーセンター
住所:倶知安町山田179-53
電話:0136-23-2093
営業時間:8:00〜21:00
料金:ニセコラフティング夏コース(6月1日〜11月4日まで)大人5,700円、小学生3,800円、シニア(60歳以上)4,800円、NACアドベンチャーパーク 大人4,500円、小学生以下3,800円、シニア(60歳以上)4,200円 ※全て税別 ※参加条件等詳細はHPで確認を
HP:http://www.nacadventures.jp/